電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
381013
タイトル(和文)
原子力発電所等短周期構造物の耐震設計用地震入力の評価(その4速度応答スペクトルの検討)
タイトル(英文)
ESTIMATION EARTHQUAKE DESIGN INPUT TO SHORT PERIOD STRUCTURES SUCH AS NUCLEAR POWER PLANTS
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
前報(その1~3)では,周期2秒以下の短周期領域の加速度フーリエスペクトルの予測モデルを提案した。本報告は,地震記録の速度応答スペクトルを統系的に整理し,これを原子力発電所の耐震設計用応答スペクトルとして提案されている大崎スペクトルと比較して,予測モデルの妥当性について検討したもので,主要な結果は以下の通りである。1.予測スペクトルは,大崎スペクトルでは表現できない方位における振幅差を表現できる。2.大崎スペクトルは,Magnitudeが8に近づく程,観測データを包含するようになる。また,Magnitudeが6に近づくに従がい大崎スペクトルを越える観測データが多くなる傾向にある。3.予測スペクトルと大崎スペクトルは,傾向的には良く一致し,両者の間に大きな相異がみられない。
概要 (英文)
THE METHODOLOGY TO ESTIMATE THE 5%-DAMPED VELICITY RESPONSE SPECTRUM IN A SHORT PERIOD RANGE(T<1-2SEC)WAS DISCUSSEDIN THIS PAPER.THE PROPSED METHODOLAGY WAS APPLIED TO ESTIMATE THE VELOCITY RESPONSE SPECTRUM AT A SITE AND COMPARED IT WITH A DESIGN RESPONESSPECTRUM PROPOSED BY HISHIDA,OKSAKI,ET AL.ON A ROCK.BOTH OF THSES TWO RESPONSE SPECTRA ARE WELL TO EACH OTHER. THE METHOD OF GENERATING THE ARTIFICIAL EARTHQUAKE GROUND MOTION WAS ALSO DISCUSSED HERE.
報告書年度
1981
発行年月
1981/12/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
石田 勝彦 |
土木技術研究所地盤耐震部耐震研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
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断層モデル | FAULT MODEL |
速度応答スペクトル | EARTHQUAKE DESIGN INPUT |
ローパスフィルター | VELOCITY RESPONSE SPECTRUM |