電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

380015

タイトル(和文)

構造物の耐衝撃性に関する研究-衝撃荷重による単純支持ばりの動的応答性状-

タイトル(英文)

A STUDY OF IMPACT IN ELECTRIC POWER PLANTS -ON DYNAMIC RESPONSE OF SIMPLE SUPPORTED BEAMS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,数本の単純支持鋼製長方形ばりについて,落すいを用いた衝撃荷重による曲げ応力波動の伝ぱん特性や衝撃応答倍率等を実験的に調べ,また古典Timoshenkoはり理論による解や,応答倍率に関する慣用評価式の適用性について述べている。検討の結果,次の点が明らかになった。(1)古典はり理論は衝撃初期の応力波の立上りや反射波の影響が早く現われ,多少の誤差を生じるものの,工学的には十分適用可能である。(2)エネルギー法によって誘導される慣用的な応答倍率式は,よい近似式である。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE EXPEIMENTAL OBSERVATIONS OF BENDING STRESS WAVE AND IMPULSIVE AMPLITUED MAGNIFICATION FACTOR IN SEVERAL SIMPLY SUPPORTED RECTANGULAR STEEL BEAMS WHEN A DROPPINGWEIGHT IMPACTS THEM THROUGH AN ELASTIC ROD. ANALYTICAL SOLUTIONS BY CLASSICAL AND TIMOSHENKO BEAM THEORIES AND CONVENTIONAL IMPACT FORMULA ARE COMPARED WITH THE EXPERMENTAL RESULTS AND THEIR APPLICABILITY TO IMPACT PROBLEMS IS EXAMINED. WE FOUND THE FOLLOWING; 1)CLASSICAL BEAM THEORY GIVES A LITTLE ERROR IN THE INCIDENT STRESS RISE AND THE INTERFERNCE OF REFLECTED WAVES AS COMPARED TO TIMOSHENKO BEAM THEORY, BUT IT IS STILL OF PRACTICAL USE FOR ENGINEERING PURPOSE.2)CONVENTIONAL IMPACT FORMULA DERIVED FROM THE ENERGY METHOD GIVES A GOOD APPROXIMATION.

報告書年度

1980

発行年月

1980/09/01

報告者

担当氏名所属

岸 徳光

土木技術研究所構造部土木構造研究室

高野 博

土木技術研究所構造部

前野 陽治

土木技術研究所構造部土木構造研究室

佐藤 宏一

土木技術研究所構造部土木構造研究室

五味 義雄

土木技術研究所構造部原子力環境研究室

井上 正明

電力研究所

キーワード

和文英文
衝撃実験 IMPACT TEST
構造解析 STRUTUAL ANAYLSIS
弾性衝撃特性 ELASTIC IMPACT RESPONSE
単純支持はり SIMPLE SUPPORTED BEAM
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