電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

380001

タイトル(和文)

テンターゲートの静的構造特性とその推移状況

タイトル(英文)

ON STATICAL STRUCTURAL CHARACTERISTICS OF TAINTER GATES OBTAINED FROM FIELD MEASUREMENTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

古くからダムクレストゲートとして用いられてきたテンターゲート(ラジアルゲート)は,初期に製作されたものに比較して製作技術と計算技術の向上により薄肉軽量化の傾向をたどってきたが,昭和42年の和知ダムゲート崩壊事故はその傾向に対する警鐘となり,安全性の見直しが行われた。本報告は,それらのうち著者ら自身が測定したか,あるいは電力会社から提供された昭和初期からごく最近に至る全国合計14箇所の実測結果を中心に調査し,1)主けた,脚柱等のゲート構成部材の応力状態と年代による推移状況2)経年に伴うゲート構成部材の老巧化実態3)設計基準の推移4)ゲート実態評価に有効な応力解析手法等について明らかにしたものである。

概要 (英文)

BY THE SPONSORSHIP OF ELECTRIC-POWER COMPANIES IN JAPAN,WE HAVE BEEN CONTINUOUSLY INVESTIGATING THE ACTUAL STATE OFTHE EXISTING TAINTER GATES AND GIVING THE GUIDANCE FOR THEIR MAINTENANCE PROBLEMS. SO FAR WE HAVE BEEN ABLE TO COLLECT THE DETAILED DATA OF THE FOURTEEN EXISTING TAINTER GATES FROM ALL OVER THE REGIONS IN JAPAN. FROM THOSE DATA,WE REVIEWED THE HISTORICAL TRANSITION OF THE DESIGN METHOD AND PRESENT STATE OF THE GATE CONSTRUCTION AND FOLLOWING POINTS ARECLARIFIED. (1)STRESS CONDITIONS OF EXISTING GATES AND THEIR HISTORICALBACKGROUND (2)AGE-CORROSION RELATIONSHOP ON MEMBERS OF TAINTER GATES (3)HISTORICAL REVIEW OF THE DESIGN METHODS (4)STRESS ANALYSIS METHOD WHICH IS MOST APPLICABLE FOR THE TAITER GATES

報告書年度

1980

発行年月

1980/06/01

報告者

担当氏名所属

小林 精一

土木技術研究所構造部材料構造研究室

中村 秀治

土木技術研究所構造部材料構造研究室

加藤 治

土木技術研究所構造部材料構造研究室

沼崎 吉次

土木技術研究所構造部

キーワード

和文英文
テンターゲート TAINTER GATE
静的構造特性 STATICAL STRUCTURAL CHARACTERI
保守管理 MAINTENANCE CONTROL
構造解析 STRUCTURE ANALYSIS
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