電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
379029
タイトル(和文)
断層内物質の粒度分布特性と表面積
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
断層の活動性を評価するにあたって,断層内物質による手法の開発の研究の一環として断層内物質の粒度分布の分析を行い,その分布型を分類した。すなわち,断層内物質の粒径加積曲線を解析し,1)d=1μm付近にピークを持つもの,1)2つのピークを持つもの,3)ほとんどピークを示さないもの,4)d=10~3μm付近にピークを持つもの,の4型である。これらの断層内物質の単位体積あたりの表面積は4×10の3乗~2×10の4乗平方cm/立法cmの範囲にあり,断層毎に,また母岩によって異なっている。また分布型との関係では1)→3)→4)(または1)→2)→3)→4))の順に細粒化が進んでおり,この順序に従って表面積は大きくなっている。この細粒化の過程は断層の活動または風化の歴史を反映しており,1)~4)の順序は断層の新旧を示していると考えられる。本手法を加えた,断層内物質の総合的な解析により,より一層正確に断
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1980/02/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
金折 裕司 |
土木技術研究所地質部地質第3研究室 |
共 |
吉岡 直人 |
土木技術研究所地質部地質第2研究室 |
共 |
宮腰 勝義 |
土木技術研究所地質部地質第2研究室 |
共 |
角田 隆彦 |
土木技術研究所地質部地質第2研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
断層活動性 | * |
断層内物質 | |
粒度分布 | |
表面積 |