電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

379010

タイトル(和文)

マトック型間接一面せん断試験方法によるコンクリートのせん断強度に関する実験的検討

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究は,曲げの影響を極力少なくできる間接一面せん断試験の一つであるマトック型せん断試験方法の適用性について検討を行うとともに基礎マットと円筒シェル,コーベル,打継ぎブロック面等の設計に用いるコンクリートのせん断強度を明らかにすることを目的として実施したものである。実験の結果以下のことが明らかになった。(1)本試験方法における供試体せん断面におけるせん断応力は,ほぼ一様と見なされ,一面せん断試験方法としては,すぐれた方法であることが示された。(2)ただし,コンクリートの純せん断破壊は,一般に打継目,ひびわれなどの弱点がせん断面に存在する場合を除いては,生じないため,適用に当っては十分な注意が必要である。(3)せん断面に同時に引張あるいは圧縮の直応力が作用する場合,八面体応力説による二軸強度の破壊条件の適用できることが明らかにし,評価式を提案した。

概要 (英文)


報告書年度

1979

発行年月

1980/05/01

報告者

担当氏名所属

遠藤 孝夫

土木技術研究所構造部材料構造研究室

青柳 征夫

土木技術研究所構造部材料構造研究室

キーワード

和文英文
せん断強度 *
破壊機構
せん試験方法
打継目
面外せん断
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