電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
379008
タイトル(和文)
原子力発電所の地下立地における発電所空洞の安定性
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
原子力の地下発電所は,地上での用地難に対処する立地拡大策の一つとして,とくに本邦では重要な将来課題である。発電所空洞の安定性は水力の場合と比べると約2倍程度掘削空間が大きいこと,空洞などを並設させる必要があること,安全性に対し,水力発電以上の信頼性が要求されていることなど従来に増して精密な事前研究が望まれている。そこで,空洞形状の最適化,双設空洞の相互干渉,岩盤の被り深さが空洞の安定に及ぼす影響,ロックストラットの効果の検討などを行った。これらの検討の結果,原子力発電所地下立地における空洞は,安定に建設が可能であること,およびそのための技術指針となるべき事項がかなり明らかとなった。今後はサイトに応じた詳細検討を行うことになろう。
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1979/11/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
林 正夫 |
土木技術研究所 |
共 |
日比野 敏 |
土木技術研究所地盤耐震部地下構造物研究室 |
共 |
本島 睦 |
土木技術研究所地盤耐震部地下構造物研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
原子力発電 | * |
地下発電所 | |
岩盤力学 | |
地下立地 | |
空洞 |