電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
379004
タイトル(和文)
破砕帯を有する基礎岩盤上の重力ダムの安定性-3次元有限要素解析と実測による検討-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
重力ダム基礎に複雑に存在する破砕帯を模擬し,設計荷重(水圧,自重と地震)に対する基礎岩盤の安定性を三次元有限要求法により検討した。また,建設初期から初期湛水に至る間のダムの応力・変位を実測し,解析結果と比較検討した。1)ダム基礎岩盤は,三次元解析によれば,基礎処理前であっても滑動に対する平均安全率が4以上であり,十分安定である。破砕帯の一部をコンクリートで置き換えて補強すれば,平均安全率は14となり,置き換え効果が明確となった。2)応力計・傾斜計でダムの応力と変位を実測すると,厳寒期では何れも解析値を上廻った。原因は,コンクリートが冷却・収縮してキイジョイントがはずれ,提体ブロックが独立に挙動したためと思われた。
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1979/05/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
北原 義浩 |
土木技術研究所地盤耐震部地盤基礎研究室 |
共 |
金川 忠 |
土木技術研究所地盤耐震部地盤基礎研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
重力ダム | * |
三次元有限要素解析 | |
三次元滑り安定 | |
基礎処理 |