電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
379001
タイトル(和文)
水封式燃料地下貯蔵の技術開発に関する研究─並設空洞の離間距離と安定性との関係─
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
重油,原油やLPGなどの燃料を岩盤内に地下貯蔵する場合,多数の地下空洞を隣接して掘削する。これらの空洞の掘削時の安定性,空洞間の適切な離間距離,間隙圧の影響について検討をした。検討にさいてしては,電研で開発した非線型掘削解析手法を用いた。空洞の形状としては幅約15m,高さ約25mを想定し,地山の被り厚さが140mと240mの場合について検討した。そして次の結果を得た。(1)空洞壁面間の離間距離:空洞の高さと幅の平均値以上の離間距離をとれば隣接する空洞の影響がない。(2)空洞に貯油することにより間隙圧が作用し岩盤内の有効応力が低下し,岩盤のゆるみ領域が増大する。間隙圧として7kg/平方cmが作用すると,ゆるみ領域が2~3m増加し,その影響は顕著であることが判った。
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1979/07/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
日比野 敏 |
土木技術研究所地盤耐震部地下構造物研究室 |
共 |
林 正夫 |
土木技術研究所 |
共 |
北原 義浩 |
土木技術研究所地盤耐震部地盤基礎研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
地下タンク | * |
連設空洞 | |
ゆるみ領域 | |
間隙圧 | |
燃料地下貯蔵 |