電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
378009
タイトル(和文)
原子力発電所の上下動を含む耐震設計用地震入力の評価(その1)上下動成分の要因分析
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
構造物の地震応答については,従来は主に水平動のみについて検討が行われてきた。しかし,最近地震動を3次元的な複雑な運動であるという基本的な自然現象として,その挙動を把握し,かつこの3次元的な地震動に対するこれら構造物の応答を検討する必要性が強調されるようになって来た。本報告においては,1966年松代群発地震において記録されたSMAC型強震計記録,22個の上下動最大加速度(AV)と水平動最大加速度(AH)の比,AV/AHを確率変数として,これに多変量解析の一方法である,数量化理論■類を適用して,上下動成分の振幅に影響を及ぼす要因の分析を行った。その結果,加速度比に及ぼす要因の大きさは,■地震特性,■震央距離,■マグニチュードの順である。しかし,いずれも単独の支配要因ではなかった。
概要 (英文)
報告書年度
1978
発行年月
1978/12/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
石田 勝彦 |
土木技術研究所地盤耐震部耐震研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
耐震設計 | * |
上下動 | |
要因分析 |