電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

377028

タイトル(和文)

南原揚水発電所の地質

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

南原揚水発電所は南原川に明神ダムと南原ダムのロックフィルダムを築造し,約300mの落差を利用して620MWを発電する純揚水発電所である。この報告は発電所の調査,設計および建設施工の資料とするため,基礎岩盤および堤体材料採取箇所の地盤構造,岩質および物性について集約したものである。当地点は隆起準平原の真砂状に風化した花崗岩に位置している。電中研式岩盤分類により風化帯を区分し,ダムのコア基礎はCL級以上が原位置試験により適性を有することを明らかにした。花崗岩には間隙幅が0.25mmに達する微節理が発生し,真砂化する。この風化の特性を考慮した基礎処理か必要である。地下発電所は破砕帯とシーム帯の間の堅岩中に位置選定された。湛水池内およびダムサイト下流のコア採取地は可採量が少ない。そこで更に下流寄の丘陵地に風化帯が採

概要 (英文)


報告書年度

1977

発行年月

1978/07/01

報告者

担当氏名所属

緒方 正虔

土木技術研究所地質部

角田 隆彦

土木技術研究所地質部地質第2研究室

菊地 宏吉

土木技術研究所

キーワード

和文英文
用水発電所 *
フィルダム
花崗岩
真砂
深層風化
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