電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
376022
タイトル(和文)
異方性岩盤における大空洞掘削時の周辺岩盤の挙動解析および実測値に関する考察
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
花崗岩や頁岩など,節理や層理が顕著に発達し異方的な力学特性を示す岩盤における空洞掘削解析手法を開発した。つまり,従来行なって来た等方性岩盤における掘削解析手法に(1)せん断強度の異方性特性,(2)変形係数の異方性の特性を導入した。これらの特性は現場における岩盤試験により求めた。ついで岩盤の層理面の傾斜角が空洞の安定性に及ぼす影響についてケーススタディを行なった。最後に空洞掘削時における実測結果と解析結果を比較検討し,アーチライニングおよびアーチ上部岩盤の沈下量に関し良好な一致を得た。そして本解析手法が空洞掘削において有効であることを示した。
概要 (英文)
報告書年度
1976
発行年月
1977/09/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
日比野 敏 |
土木技術研究所地盤耐震部地下構造物研究室 |
共 |
本島 睦 |
土木技術研究所地盤耐震部地下構造物研究室 |
共 |
林 正夫 |
土木技術研究所 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
空洞掘削 | * |
異方性岩盤 | |
層理面 |