電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

376021

タイトル(和文)

川内原子力地点前面海域の地質構造

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

川内原子力地点海域において15測線,測線長109kmの反射法音波探査による地質構造調査を実施した。海底の地質は上位からA,B,C,V,Dのに5層が判読され,陸域の地質および一部海域のボーリング結果との対比により,A,B層は第四紀層,V層は第三紀火山岩層に対比される。C,D層は陸上に対応層がないが,地層の音波速度,褶曲状況および傾斜角から,それぞれ鮮新世および中新世の堆積岩と推定される。探査記録から弾層の可能性ある個所が9ヶ所に見出されたが,いずれも相互の連続性(測線間隔1km)は認められず,また上位のA,B層には地層の乱れを生じていない。川内川ぞいに存在が推定されている川内川推定断層の海域への延長個所については断層の徴候が認められなかった。

概要 (英文)


報告書年度

1976

発行年月

1977/07/01

報告者

担当氏名所属

本荘 静光

土木技術研究所地質部地質第2研究室

北野 晃一

土木技術研究所地質部地質第三研究室

キーワード

和文英文
音波探査 *
地質構造
断層活動性
原子力発電所
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