電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
376020
タイトル(和文)
大型送電鉄塔のロングアンカー基礎の引抜き耐荷力に関する現地試験と数値解析
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
ロングアンカー型式の鉄塔基礎の引抜き抵抗を調べるために,現場実験と数値解析が行われた。そして,以下のような結論が得られた。(1)現地試験から,引抜き抵抗力はロングアンカー長2m,4m,6mのおのおのに対して,20ton,70ton,80tonである。(2)現地試験から得られた変位と荷重の関係は,泥岩の学力的非線型性を考慮した数値解析の結果でよく説明し得る。(3)弾性波速度400m/secと1900m/secの泥岩地盤の場合,引抜き抵抗力は解析的におのおの約40ton,70tonであると期待される。(4)基本的な強度理論による慣用法は,進行性破壊を導入し得ないため,ロングアンカーの引抜き抵抗力を過大評価する傾向にある。(5)4本のロングアンカー鋼棒を有する実際の鉄塔基礎は,240tonの引抜き抵抗力を有することが解析的に期待でき,単一ロングアンカーの棒の引抜き抵抗力のちょうど4倍に相当
概要 (英文)
報告書年度
1976
発行年月
1977/06/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
北原 義浩 |
土木技術研究所地盤耐震部地盤基礎研究室 |
共 |
伊藤 洋 |
土木技術研究所地盤耐震部地盤基礎研究室 |
共 |
徳江 俊秀 |
* |
共 |
本島 睦 |
土木技術研究所地盤耐震部地下構造物研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
鉄塔基礎 | * |
ロングアンカー基礎 | |
現場引抜試験 | |
引抜耐力 | |
数値解析 |