電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
376004
タイトル(和文)
軟弱地盤における杭基盤の耐震設計-杭基礎の振動挙動,地盤改良ならびに地盤沈下対策-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
杭基礎についての地震観測(松代地震),5地点での起振実験および火力発電所建屋・杭基礎モデルの地震応答解析により以下の点を検討した。(1)杭基礎は上部構造の振動特性の影響を強く受けて固有の振動を行う杭頭部を除いて地盤挙動に順応した挙動を行う。したがって水平振動の抑制効果を殆ど杭に期待できないがロッキング振動等には耐震効果が期待できる。(2)群杭の外側を結ぶ線で囲まれた範囲の杭頭部のある深度までの土を付加質量として杭頭の質量に加算することにより群杭効果が簡便に評価できる。(3)火力発電所の基礎地盤が2.5m程の地盤沈下を生ずると,建屋にはさほど影響は出ないが杭頭部の応力集中は数倍に達する。対策として発泡コンクリートなどの充填の効
概要 (英文)
報告書年度
1976
発行年月
1976/11/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
江刺 靖行 |
土木技術研究所地盤耐震部地震波動研究室 |
共 |
吉田 保夫 |
土木技術研究所地盤耐震部地震波動研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
杭基礎,(群杭効果) | * |
耐震設計 | |
地震観測 | |
起振実験 | |
軟弱地盤(沈下,改良) |