電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

375005

タイトル(和文)

地盤-構造物連成系の動的挙動に対する数値解法(その2)二次元地盤の数値モデル

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子力発電および大電力送変電のための重要な電力施設の,耐震性の向上と軟質地盤上への立地拡大が緊急な課題となっている。このような構造物の耐震設計法を合理的なものに改良していくためには,不明な点の多い構造物の震動エネルギーが地中に免散する機構を明らかにし,定量的にこれを把握することが必要である。この目的のために,閉じた系を対象とする数値解析とは異なって,地盤-構造物連成系の数値モデルにおいては,半無限の地盤を有限の形で表現する必要が生じる。本報告は,先に報告した半無限体理論解析に立脚し,構造物から発生する波動を最大限に吸収する有限な仮想境界を地盤中に設けることによって,連成系の動的特性を表現しうる数値モデルの作成手法を示し,さらに,本モデルを用いて,地盤の加振応答解析を行なった結果を,半無限体理論解と比較して,この手法の精度を検証したものである。

概要 (英文)


報告書年度

1975

発行年月

1975/09/01

報告者

担当氏名所属

花田 和史

土木技術研究所地盤耐震部耐震研究室

キーワード

和文英文
耐震設計 *
数値計算
逸散減衰
仮想境界
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