電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

375002

タイトル(和文)

電力設備基礎の耐震設計に関する研究(その1)変電機器・基礎・地盤の連成振動と地盤剛性および基礎幅・基礎根入れ深さとの関係

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

大電力送電の要請がたかまり,使用される電力機器も大型化してきた。とくに,しゃ断器のような電力機器は,大型碍子構造物からなるためそれらの機器に対して基礎・地盤も含めた耐震設計が要求されるようになっている。本報告は,基礎幅・基礎根入れおよび地盤剛性のしゃ断器・基礎地盤計の耐震性に与える影響について動的解析を用いて検討した結果を述べたものである。検討結果によれば,基礎根入れを深くすることがかならずしも機器本体の耐震向上につながらないことがわかった。ただし,本報告では動的現象である転倒,滑動および地盤の動的支持力に対する検討に慣用的(静的)な考え方を採用しているため,実際より小さな安全率が求まっているものと思われる。今後,転倒現象,動的支持力などについて検討を進め,改良を計りたい。

概要 (英文)


報告書年度

1975

発行年月

1975/07/01

報告者

担当氏名所属

塩見 哲

土木技術研究所地盤耐震部耐震研究室

キーワード

和文英文
耐震設計 *
電力施設
変電所
耐震設計
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