電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
375001
タイトル(和文)
フィルダムの堤体震度に関する一考察
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報告は,公表されている諸資料から,ダムの基盤の地震記録を集め,ダムの基盤の地震の加速度がもっている周期特性を大雑把につかみ,これをもとにフィルダムの堤体振度について考察を加え以下の結果を得た。(1)数少ないデータからではあるが,ダムの基盤の地震加速度の卓越周期を推定する簡易式を導いた。(2)模型実験結果から堤体振度を推定した結果に簡易式を適用し,いくつかの実在ダムにおける基盤震度0.2に対する堤頂震度を種々なるマグニチュードの地震に対して推定した。堤頂の加速度応答倍率はマグニチュードの小さい程小さい場合が多いこが明らかとなった。(3)震度法の観点から堤体震度が現実にどの程度になるかを模型実験結果と基盤の地震加速度の卓越周期とから考察した。これにより応答加速度の値が合理的に把握できるようになった(4)フィルダムの振動による破壊は変形によって決定される場合があるので,加速度のみによる設計で
概要 (英文)
報告書年度
1975
発行年月
1975/07/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
渡辺 啓行 |
土木技術研究所地盤耐震部耐震研究室 |
共 |
金沢 紀一 |
電源開発株式会社 |
キーワード
和文 | 英文 |
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フィルダム | * |
堤体震度 | |
動的破壊機構 | |
数値解析 |