電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
286002
タイトル(和文)
長半減核種の群分離・消滅技術に関する調査
タイトル(英文)
INVESTIGATION ON PARTITIONING AND TRANSMUTATION OF LONG-LIVED NUCLIDES
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
原子力発電所に伴い発生する使用すみ燃料には有用な原子燃料物質の他に半減期が百万年以上におよぶ放射性核種(主として超ウラン元素)が含まれている。そのため,再処理において長半減期核を分離し,軽水炉やFBRにて短半減期核種に変換する事(消滅と呼ぶ)が可能であれば,廃棄物の管理上ひいては長期にわたる原子力発電の推進上きわめて有益となる。本調査では長半減期核種の群分離・消滅処理法に関する国内外の研究開発動向のレビューとならびに軽水炉,FBRにおける消滅降下の予備解析を行い,その技術的可能性,今後の研究開発における問題点を明らかにした。群分離・消滅処理は長期の廃棄物管理の観点から重要であるが,現在はまた基礎研究の段階であり,実用化には多くの研究開発課題である。
概要 (英文)
PRODUCTION OF LONG-LIVED RADIOACTIVE NUCLIDES SUCH AS TRANS URANIUM ELEMENT (TRU) WILL INCREASE WITH INCREASING THEAMOUNT OF REPROCESSING OF SPENT FUEL. THE SUPRESSION OF THE PRODUCTIONOF THE NUCLIDES IS AN IMPORTANT TECHNICAL IS SUE FOR A FUTURE LONG TERM STRATEGY OF A RELIABLE NUCLEAR POWER GENERATION. THIS REPORT DESCRIBES THE FEASIBILITY STUDIES ON PARTITIONING AND TRANSMUTATION OF THE LONG-LIVED NUCLIDES PRODUCED FROM THE REPROCESSING PROCESS MAIN ITEMS ARE AS FOLLOWS : 1)REVIEW OF PRESENT RESEARCH AND DEVELOPMENT ON PARTITIONING AND TRANSMUTATION 2)THE FEASIBILITY STUDIES OF AN IMPROVED ONE-STEP PARTIOTIONING 3)PRELIMINARY PREDICTION OF TRANSMUTATION ON THE NUCLIDES WITH LWR AND FBR.
報告書年度
1986
発行年月
1986/10/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
神山 弘章 |
エネルギー研究所 |
共 |
三村 昌弘 |
エネルギー研究所原子力部安全管理研究室 |
共 |
吉舗 信也 |
エネルギー研究所原子力部燃料研究室 |
共 |
井上 正 |
エネルギー研究所原子力部燃料研究室 |
共 |
宮代 一 |
エネルギー研究所原子力部燃料研究室 |
共 |
松村 哲夫 |
エネルギー研究所原子力部安全管理研究室 |
共 |
加藤 俊二 |
エネルギー研究所原子力部原子炉材料研究室 |
共 |
山地 憲治 |
経済研究所経済部エネルギー研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
長半減期核種 | LONG-LIVED NUCLIDES |
アクチナイド | ACRINIDE |
群分離・消滅 | PARTITIONING |
高レベル廃棄物 | TRANSMUTATION |