電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

285015

タイトル(和文)

石炭ガス化炉内の混合流動特性(第一報)-水流モデルによる2T/D炉流動パターンの把握-

タイトル(英文)

A STUDY ON FLOW AND MIXING CHARACTERISTICS IN ENTRAINED-BED COAL GASIFIER (PART 1) -WATER MODEL SIMULATION OF A 2T/D ENTRAINED-BED COAL GASIFIER-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

石炭ガス化炉に対する各種シミュレーション手法の開発ならびにガス化炉大型化に関する設計知見を得るためには,まずガス化炉内の詳細な流動および混合状態を把握することが必要不可欠である。本報告は,水流モデルを用いて流れの可視化,トレーサ濃度測定を行うことにより2T/Dガス化炉内の基本的な流動パターンおよび混合特性について調べた結果をとりまとめたものである。ガス化炉内は,軸中心部に逆流を伴う非常に複雑な流れとなっていることが明らかになった。

概要 (英文)

AN EXPERIMENTAL STUDY USING A WATER FLOW MODEL WAS CARRIED OUT IN ORDER TO INVESTIGATE THE FLOW PATTERN AND MIXING PROCESS IN A 2T/D ENTRAINED-BED COAL GASIFIER. THE ADVANCED FLOW VISUALIZATION SYSTEM WITH LIGHT-SCATTER TECHNIQUE WAS UTILIZED FOR MEASUREMENTS OF CONCENTRATION IN THE MIXING FIELD OF THE WATER MODEL. IT WAS CONFIRMED THAT THE REVERSE FLOW EXISTED ALONG THE CENTRAL AXIS OF THE REACTOR AND THE BURNER FLOW RATE HAD A GREAT INFLUENCE ON THE FLOW AND MIXING PROCESS IN THE GASIFIER.

報告書年度

1985

発行年月

1986/01/01

報告者

担当氏名所属

犬丸 淳

エネルギー研究所機械部複合発電研究室

阿部 俊夫

エネルギー研究所機械部複合発電研究室

キーワード

和文英文
石炭ガス化炉 COAL GASIFIER
水流モデル WTER FLOW MODEL
混合流動特性 FLOW AND MIXING CHARACTERISTICS
逆流領域 REVERSE FLOW ZONE
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry