電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

285008

タイトル(和文)

1次元動特性モデルによる原子力プラントのタービントリップ解析

タイトル(英文)

ANALYSIS OF TURBINE TRIP TESTS USING ONE-DIMENSIONAL KINETICS MODEL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告書は実プラントのタービントリップ過渡変化(BWR:1100MWe)の解析を1次元炉心動特性モデルで検討した結果について述べたものである。解析を実施するに当り,炉心の静特性結果から1次元炉心動特性モデルの計算に必要な炉定数を求める計算コードを開発した。本コードの開発目的は,炉定数作成に対する労力削減と一貫した過渡解析システムを提供することである。解析の結果,タービントリップのような過渡事象に対して1次元動特性モデルが有効であることを示した。また,モデルに関する感度解析結果について述べた。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE RESULTS OF ANALYSES FOR THE TURBINE TRIP TESTS OF A NUCLEAR POWER PLANT (BWR:110MWE) USING AN ONE-DIMENSIONAL KINETICS MODEL. FOR THESE ANALYSES, A COMPUTING CODE WAS DEVELOPED TO PREPARE A SPACE TIME NEURONICS DATA (CROSS SECTION DATA, ETC) FROM CORE DESIGN ANALYSES (REACTOR CONSTANTS DATA). THIS CODE PROVED TO BE AN USEFUL TOOL FOR THE REACTOR TRANSIENT ANALYSIS AND IMPROVED THE CONSISTENCY OF THE ANALYSIS SYSTEM. AS A RESULT OF THE USE OF ONE-DIMENSIONAL KINETICS MODEL, THE ANALYSES OF TURBINE TRIP TRANSIENTS WERE SIGNIFICANTLY IMPROVED. FURTHERMORE, THE SENSIBILITY ANALYSES OF THE KINETICS MODEL ARE DISCUSSED.

報告書年度

1985

発行年月

1985/09/01

報告者

担当氏名所属

藤本 順三

エネルギー研究所原子力部安全管理研究室

三村 昌弘

エネルギー研究所原子力部安全管理研究室

キーワード

和文英文
安全解析 SAFETY ANALYSIS
BWRタービントリップ BWR TURBINE TRIP
1次元動特性モデル ONE-DIMENSIONAL KINETICS MODEL
RETRAN RETRAN
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