電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

284047

タイトル(和文)

原子力発電所におけるバイオアッセイ法(その1)-トイレット方式による尿中放射能の迅速モニタリング手法-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF QUICK ANALYSIS TECHNIQUE FOR ASSAY OF RADIOACTIVITY IN URINE USING A TOILET MONITOR

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

現場放射線管理における実用性の高いバイオアッセイ法を開発することを目的として,便器周囲を大容量の放射線モニタで監視し,尿中放射能を迅速簡便に測定する方式を検討した。主な結果は,以下のとおりである。(1)便器周囲を取り囲み尿中放射能を監視するための放射線モニタの検出器としては,プラスチックシンチレータが最適である。(2)放射線計測システムとして,実用上良好な基礎特性を有する放射線モニタを試作した。(3)試作モニタのバックグラウンド特性は,通常の一回排泄量の尿中カリウム-40によって影響を受けること無く,人工放射能に対して十分低い濃度まで評価できる。(4)試作モニタを利用し,尿の採取と放射能分析を全自動で行うことができる,尿中放射能分析システムを提案した。

概要 (英文)

BIOASSEY IS REQUIRED FOR DETERMING A WORKER S EXPOSURE TO RADIOACTIVE MATERIAL. A QUICK ANALYSIS TECHNIQUE FOR ASSAY OF RADIOACTIVITY IN URINE WAS INVESTIGATED,AND A NEW MONITORING SYSTEM USING A LARGE VOLUME WELL-TYPE PLASTIC SCINTILLATION DETECTOR WAS DEVELOPED. THE BACKGROUND COUNT RATES OF THIS SYSTEM IS NOT INFLUENCED BY THE NATURAL RADIO NUCLIDE POTASSIUM-40 IN URINE,AND THE ARTIFICIAL RADIONUCLIDES(COBALT-60,COBALT-58,CESIUM-137,IRON-59,ETC.),OF WHICH CONCENTRATION IS ABOUT 1 2NCI/100ML,CAN BE DETECTED.

報告書年度

1984

発行年月

1985/04/01

報告者

担当氏名所属

石井 敬一郎

エネルギー研究所原子力部安全管理研究室

石田 健二

エネルギー研究所原子力部安全管理研究室

キーワード

和文英文
バイオアッセイ法 BIOASSAY
放射線管理 RADIATION SAFETY
内部被曝管理 DOSE MANAGEMENT
個人モニタリング PERSONAL MONITORING
尿分析 URINE ANALYSIS
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