電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283101

タイトル(和文)

ソーラポンドの集熱および採熱方法に関する研究─第一報ソーラポンドの蓄熱特性─

タイトル(英文)

STUDY ON THE THERMAL ENERGY STORAGE AND UTILIZATION OF SOLAR POND (1) -CHARACTERISTICS OF THERMAL ENERGY STORAGE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ポンド内に日射のエネルギーを効率よく蓄積するためポンド構造について検討する必要がある。また蓄積されたエネルギーを熱利用システムに供給するためにはポンドの熱特性,すなわちポンドの単位面積当りから抽出し得る熱量と蓄熱温度との関係を評価することが必要である。そこでポンド周辺部の影響を無視し,一次元問題に還元して数理的手法によってポンド構造,抽熱量,蓄熱温度等について検討した。その結果ポンド構造としては上部対流層厚さd=0.3m,非対流層厚さL=2m,蓄熱層厚さD=1mが適当であるとの結論を得た。また抽熱量と温度との関係では日射量の比較的多い地域では抽熱量10Kcal/平方mhに対して90゜C以上の温水が,また20Kcal/平方mhに対して70゜C以上の温水が供給できることがわかった。

概要 (英文)

IT IS NECESSARY TO INVESTIGATE THE SOLARPONDSTRUCTURE IN ORDER TO STORE UP THE SOLAR ENERGY EFFICIENTLY, AND TO ESTIMATE THE RELATION BETWEEN THE EXTRACTION OF HEAT AND STORAGE TEMPERATURE. THEREFORE THESE PROBLEMS ARE INVESTIGATED BY MATHEMATICAL ANALYSIS. CONSEQUENTLY IT MAY BE GIVEN AS A CONCLUSION THAT UPPER CONVECTING LAYER IS 0.3M IN DEPTH, NON-CONVECTING LAYER IS 2M IN DEPTH AND STORAGE LAYER IS 1M IN DEPTH. AND THE RELATION BETWEEN THE EXTRACTION OF HEAT AND STORAGE TEMPERATURE BECOMES CLEAR.

報告書年度

1983

発行年月

1984/03/01

報告者

担当氏名所属

佐久間 俊雄

エネルギー研究所機械部複合発電研究室

キーワード

和文英文
日射量 IRRADIATION
濃度分布 CONCENTRATION DISTRIBUTION
熱伝導 HEAT CONDUCTION
ソーラポンド蓄熱 SOLAR POND
採熱 HEAT EXTRACTION
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