電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283096

タイトル(和文)

ライダーによる下層大気の観測-エアロゾル濃度定量化のための予備検討-

タイトル(英文)

PRELIMINARY STUDY ON THE DETERMINATION OF AEROSOL DENSITY BY LIDAR

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ライダー方程式をもとに,Mie散乱方式ライダーによる,大気エアロゾルの定量測定の可能性について,装置関数の較正方法,大気エアロゾルの粒径分布関数・屈折率の仮定,減衰率の評価方法について考察した。また,Mie散乱理論による散乱断面積の計算式に与えられているHankel関数が,文献により異なる関数型となっているので,これを実験結果と比較検討し,第1種Hankel関数を与えることが妥当であることを指摘した。

概要 (英文)

FOR ESTIMATION OF THE AEROSOL QUANTITY IN THE LOWER ATMOSPHERE USING MIE SCATTERING TYPE LIDAR,CALIBRATION METHOD OFTHE OPTICAL SYSTEM CONSTANT WAS DEVELOPED AND EVALUATION OF AEROSOLS DISTRIBUTION FUNCTION,REFRACTION INDEX AND EXTINCTION INDEX WERE CONSIDERED. AND IT WAS REPRESENTED BY EXPERIMENTAL RESULTS AND THE NUMERICAL CALCULATION THAT FIRST HANKEL FUNCTION WOULD SUIT FOR MIE S SCATTERING THEORY WHILE THE HANKEL FUNCTION IN THE MIE S THEORY WAS SHOWN IN DIFFERENT TYPES ON SEVERAL PAPERS.

報告書年度

1983

発行年月

1984/07/01

報告者

担当氏名所属

宮川 実

エネルギー研究所環境部大気環境研究室

小林 博和

エネルギー研究所環境部大気環境研究室

キーワード

和文英文
ライダー方程式 LIDAR EQUATION
Mie散乱 MIE S SCATTERING
Hankel関数 HANKEL FUNCTION
エアロゾル AEROSOL
下層大気 LOWER ATMOSPHERE
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry