電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283021

タイトル(和文)

蒸気タービンロータ余寿命評価コード「SAFER」の改良─第一報:クリープ解析および損傷評価機能の導入─

タイトル(英文)

IMPROVEMENT OF STEAM TUBINE ROTOR REMAINING LIFE EVALUATION CODE SAFER (1) -INTRODUCTION OF CREEP ANALYSIS AND DAMAGE EVALUATION FUNCTIONS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

火力発電プラントの設計耐用時間を越える使用にともない,その余寿命評価手法の確立が強望されている。当所は,EPRIとの交換協定に基づいて,SAFERというタービン・ロータ余寿命評価コードを得た。本報告では,その概要を示した後,導入後当所で行った改良について述べる。第一に,SAFERの応力解析機能にクリープの効果を取り入れた。汎用コードMARCの効果との比較によりその有効性を示した後,GE社のロータに関する解析例を示す。第二に,応力解析の結果から,クリープ損傷と疲労損傷の両者を求め,き裂発生寿命を評価する機能を付加した。これに関してもGE社のロータに対する適用例を示す。

概要 (英文)

WITH THE LONG OPERATION OF FOSSIL POWER PLANTS WHOSE DESIGN SERVICE LIFE IS EXCEEDED,THE DEVELOPMENT OF REMAINING LIFE EVALUATION METHODOLOGY BECOMES QUITE IMPORTANT.CONCERNING THIS,OUR INSTITUTE OBTAINED A COMPUTER CODE FOR THE REMAINING LIFE EVALUATION FOR TURBINE ROTORS,SAFER,FROM EPRI. IN THIS REPORT,THE OVERALL VIEW OF SAFER IS FIRSTLY SHOWN,FOLLOWED BY THE DESCRIPTION OF OUR MODIFICATIONS TO THE CODES. AT FIRST,CREEP ANALYSIS FUNCTION IS ADDED TO THE STRESS ANALYSIS PART OF THE CODE, THE VALIDITY OF THIS IS DEMONSTRATED BY THE COMPARISON WITH THE RESULT OBTAINED BY MARC. WE ALSO INCORPORATE THE FUNCTION OF CRACK INITATION TIME EVALUATION WITH THE USE OF THE CREEP AND FATIGUE DAMAGE INDICES. THE EXAMPLES ON THE GE SPORN SERIES IP ROTOR CONCERNING BOTH MODIFICATIONS ARE PRESENTED.

報告書年度

1983

発行年月

1983/12/01

報告者

担当氏名所属

高橋 由紀夫

エネルギー研究所機械部高温材料研究室

新田 明人

エネルギー研究所機械部高温材料研究室

桑原 和夫

エネルギー研究所機械部高温材料研究室

キーワード

和文英文
蒸気タービンロータ STEAM TURBINE ROTOR
SAFER SAFER
クリープ応力解析 CREEP STRESS ANALYSIS
疲労クリープ損傷 FATIGUE-CREEP DAMAGE
余寿命評価 REMAINING LIFE ESTIMATION
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