電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283014

タイトル(和文)

重質油の燃焼と環境保全(その3)─パイロット・プラントにおける試験結果および経済性評価─

タイトル(英文)

RESIDUAL OIL COMBUSTION AND ENVIRONMENTAL PROTECTION (3)

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は「重質油対策技術研究組合」の燃焼グループが昭和57年度に実施したパイロットプラントの研究結果と経済性評価結果についてとりまとめたものである。その結果,以下のことが明らかとなった。(1)燃焼試験パイロットプラントおよび排煙処理試験パイロットプラントの結果から,技術的には既存技術の性能向上によって対処できる見通しが得られた。(2)発電用ボイラ燃料として使う場合,低硫黄重油との価格差が2.1~1.6万円/ton以上でなければ経済性は成立しない。

概要 (英文)

THIS PAPER DEALS WITH THE RESEARCH RESULTS AND THE ECONOMIC EVALUATION AS TO THE USE OF THE ASPHALTIC RESIDUE.THESERESEARCHES ARE CONDUCTED BY COMBUSTION GROUP OF RESEARCH ASSOCIATION FOR RESIDUAL OIL PROCESSING(RAROP)IN 1982. MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS.(1) FROM THE RESEARCH RESULTS OF A COMBUSTION TEST PILOT PLANT AND A FLUE GAS TREATMENT TEST PILOT PLANT,IT WAS CLARIFIED THAT THE APPLICATION OF THE ASPHALTIC RESIDUE TO THE UTILITY BOILERS WOULD BE POSSIBLE FROM THE TECHNICAL POINT OF VIEW BY THE PERFORMANCE IMPROVEMENT OF THE EXISTING TECHNOLOGY. (2) IN CASE THE ASPHALTIC RESIDUE IS USED AS THE FUELS OF THE ELECTRIC POWER BOILERS,THE PRICE MARGIN BETWEEN LOW SULFUR RESIDUAL OIL NEEDS MORE THAN \16,000/TON \21,000/TON.

報告書年度

1983

発行年月

1983/12/01

報告者

担当氏名所属

瀬間 徹

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

佐藤 幹夫

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

鈴木 治朗

エネルギー研究所機械部

キーワード

和文英文
重質油 RESIDUAL OIL
アスファルト ASPHALT
燃焼技術 COMBUSTION
排煙処理技術 FLUE GAS TREATMENT
無公害
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