電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

283009

タイトル(和文)

UHV交流送電線から発生するオゾンと窒素酸化物の環境への影響

タイトル(英文)

EFFECTS OF OZONE AND NOX GENERATED FROM UHV AC TRANSMISSION LINE ON ATMOSPHERIC ENVIRONMENT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

当所,赤城試験センターにおいて,UHV交流試験送電線の気中コロナ放電による環境への影響を,地上レベルのオゾン濃度の測定と,雨水組成の分析により,検討した。その結果,試験送電線の気中コロナ放電によって発生するオゾンや窒素酸化物濃度は,環境には影響を与えず,また,発生した窒素酸化物の雨の酸性化に対する寄与はほとんどないことが明らかとなった。

概要 (英文)

EFFECTS OF UHV AC TEST TRANSMISSION LINES ONATMOSPHERIC ENVIRONMENT WERE INVESTIGATED,BASED ON THE FIELD MEASUREMENT OF GROUND LEVEL OZONE CONCENTRATIONS AND THE DETERMINATION OF RAIN WATER COMPOSITIONS IN AKAGI TEST SITE OF CRIEPI. IT WAS CONCLUDED THAT THE ENVIRONMENT WAS LITTLE AFFECTED BY BOTH OF OZONE AND NOX GENERATED BY CORONA DISCHARGE ON THE TEST LINES,AND THE GENERATED NOX CONTRIBUTED LITTLE TO THE FORMATION OF ACID RAIN.

報告書年度

1983

発行年月

1983/09/01

報告者

担当氏名所属

中山 稔夫

エネルギー研究所環境部陸域環境研究室

矢田部 照夫

エネルギー研究所環境部陸域環境研究室

寺田 信之

エネルギー研究所環境部陸域環境研究室

キーワード

和文英文
UHV送電 UHV TRANSMISSION
交流 A.C. VOLTAGES
環境大気 ATMOSPHERIC ENVIRONMENT
オゾン濃度 OZONE
雨水PH値 RAIN WATER ACIDITY
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