電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

282074

タイトル(和文)

石炭性状が燃焼特性におよぼす影響─試験炉による燃焼試験結果─

タイトル(英文)

AN EXPERIMENTAL STUDY ON PULVERIZED COAL COMBUSTION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告書は,一般的な発電用炭である瀝青炭に着目し,当所の石炭燃焼試験炉を用いて各種海外炭8種類について石炭性状が燃焼特性,排ガス性状におよぼす影響を検討したものである。(1)NOx排出濃度は,燃料比×N分/揮発分で整理すると精度良く予測可能である。(2)灰中未燃分は,燃料比の2乗に比例し,灰分に反比例する傾向がある。(3)ニ段燃焼法によるNOx低減率は,燃料比に比例して増加する。

概要 (英文)

AN EXPERIMENTAL STUDY WAS CONDUCTED BY USINGPULVERIZED COAL COMBUSTION RESEARCH FACILITY IN CENTRAL RESEARCH INSTITUTEOF ELECTRIC POWER INDUSTRY(CRIEPI).TO DETERMINE COMBUSTION CHARACTERISTICS AND EMISSION CHARACTERISTICS OF IMPORTED COALS TO JAPANESE ELECTRIC POWER INDUSTRY.IN THIS STUDY EIGHT KINDS OF COALS ARE USED. (1) NOX EMISSION LEVEL IS PREDICTED PRECISELY BY A FACTOR OF(FUEL RATIO)X(NITROGEN CONTENT)/VOLATILE MATTER. (2) UNBURNED CARBON IN FLYASH HAS A TENDENCY IN DIRECT PROPORTION TO A SQUARE OF FUEL RATIO AND IN INVERSE PROPORTION TO ASH CONTENT IN COAL. (3) NOX REDUCTION RATE BY TWO STAGE COMBUSTION METHOD INCREASES WITH INCREASING FUEL RATIO.

報告書年度

1982

発行年月

1983/07/01

報告者

担当氏名所属

瀬間 徹

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

佐藤 幹夫

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

二宮 徹

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

牧野 尚夫

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

鈴木 治朗

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

キーワード

和文英文
炭種評価 PULVERIZED COAL COMBUSTION
燃焼試験炉 TEST FURNACE
微粉炭燃焼
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