電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

282065

タイトル(和文)

各種海外炭の燃焼特性と排ガス性状(その2)-エルメロ炭,ブレアソール炭,阜新炭,大同炭-

タイトル(英文)

COMBUSTION CHARACTERISTICS AND FLUE GAS PROPERTIES OF IMPORTED COALS (PART 2)-ERMELO COAL, BLAIR ATHOL COAL, FUHSINCOAL AND DATONG COAL-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

海外輸入炭の発電用炭としての環境面からの適性を評価するため石炭燃焼試験炉を用いてエルメロ炭(南アフリカ),ブレアソール炭(オーストラリア),阜新炭(中国)および大同炭(中国)の燃焼試験を実施し,以下の結果を得た。(1)NOx濃度は燃料比の増加に伴い増加した。(2)灰中未燃分は燃料比の増加に伴い増加した。(3)二段燃焼によるNOx低減率は大同炭が22%,エルメロ炭が17%,ブレアソール炭が16%であり,阜新炭は低減効果は見られなかった。(4)火炉吸収熱量比は,燃料比の増加に伴い減少した。

概要 (英文)

AN EXPERIMENTAL STUDY WAS PERFORMED TO TAKE HOLD OF THE COMBUSTION CHARACTERISTICS OF ERMELO COAL (SOUTH AFRICA), BLAIR ATHOL COAL (AUSTRALIA), FUHSIN COAL (CHINA) AND DATONG COAL (CHINA) IN PULVERIZED COAL COMBUSTION TEST FURNACE FOR THE ASSESSMENT OF THE APPLICABILITY FOR POWER PLANTS FROM AN ASPECT OF THE ENVIRONMENT. THE RESULTS WERE AS FOLLOWS: (1) NOX CONCENTRATION INCREASED IN ACCORDANCE WITH THE INCREASE OF THE FUEL RATIO. (2) UNBURNED CARBON IN THE FLY ASH INCREASED IN ACCORDANCE WITH THE INCREASE OF THE FUEL RATIO. (3) NOX REDUCTION RATIO BY THE TWO STAGE COMBUSTION WAS 22% IN DATONG COAL, 17% IN ERMELO COAL,16% IN BLAIR ATHOL COAL, AND THE EFFECT OF NOX REDUCTION WAS NOT OBSERVED IN FUHSIN COAL. (4) THE RATIO OF ABSORPED HEAT OF THE FURNACE DECREASED IN ACCORDANCE WITH THE INCREASE OF THE FUEL RATIO.

報告書年度

1982

発行年月

1983/05/01

報告者

担当氏名所属

二宮 徹

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

佐藤 幹夫

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

瀬間 徹

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

牧野 尚夫

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

遠藤 一彦

エネルギー・環境技術研究所環境化学部大気化学研究室

キーワード

和文英文
微粉炭燃焼 PULVERIZED COAL COMBUSTION
海外炭 COMBUSTION CHARACTERISTICS
燃焼特性 FLUE GAS PROPERTIES
排ガス性状
集じん特性
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