電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

282050

タイトル(和文)

重質油の燃焼と環境保全(その2)-パイロット・プラントにおける燃焼試験結果-

タイトル(英文)

RESIDUAL OIL COMBUSTION AND ENVIRONMENTAL PROTECTION (PART 2)-COMBUSTION TEST ON PILOT PLANT-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は「重質油対策技術研究組合」の燃焼グループが昭和56年度に実施したパイロットプラントの研究結果をまとめたものである。その結果,以下のことが明らかとなった。(1)昭和54~55年度のベンチスケール試験においてはO2濃度の下限が2%であったが,パイロットプラント試験においては,バーナの形状を変更することにより,O2濃度が0.5%の場合でも安定に燃焼できるバーナが開発できた。(2)ばいじんはEPと排煙脱硫装置との組合せにより90%以上を,SOxは排煙脱硫装置で95~98%以上をそれぞれ除去可能であり,またNOXは低NOXバーナにより200~300ppmまで低減でき,さらに脱硝装置でその80%を除去できる見通しが得られた。

概要 (英文)

THIS PAPER DEALS WITH THE RESULTS OBTAINED BY THE COMBUSTION GROUP OF RESEARCH ASSOCIATION FOR RESIDUAL OIL PROCESSING (RAROP) IN 1981. COMBUSTION GROUP IS A GROUP OF DEVELOPING THE COMBUSTION TECHNOLOGY OF ASPHALTIC RESIDUE. THE RESULTS ARE AS FOLLOWS. (1) IN THE BENCH-SCALE TEST ON 1979-1980, STABLE COMBUSTION WAS POSSIBLE AT A MINIMUM LEVEL OF APPROXIMATELY 2% EX.2O, WHEREAS IN THE PILOT PLANT TEST, IT DECLINED TO 0.5% EX.O2 BY BURNER MODIFICATION. (2) PARTICULATE COLLECTION EFFICIENCY OF ELECTROSTATIC PRECIPITATOR WITH FLUE GAS DESULFURIZATION EQUIPMENT WAS MORE THAN 90%,AND FLUE GAS DESULFURIZATION EFFICIENCY WAS MORE THAN 95-98%. NOX CONCENTRATION DECLINED TO 200-300 PPM BY LOW-NOX BURNER, AND THE EFFICIENCY OF FLUE GAS DENITRIFICATIONEQUIPMENT COULD BE EXPECTED TO BE 80%.

報告書年度

1982

発行年月

1983/04/01

報告者

担当氏名所属

瀬間 徹

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

鈴木 治朗

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

佐藤 幹夫

エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室

二宮 徹

エネルギー研究所環境部燃焼研究室

キーワード

和文英文
アスファルト RESIDUAL OIL
発電用燃料 COMBUSTION TEST
パイロット・プラント・テスト PILOT PLANT TAST
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry