電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

280066

タイトル(和文)

燃料取扱プールの超音波除染遠隔操作装置の開発-試作2号機の開発と実証-

タイトル(英文)

REMOTELY OPERATED ULTRASONIC DECONTAMINATIONSYSTEM FOR FUEL TRANSFER POOL (2)

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

前報で報告した燃料取扱プールの超音波除染遠隔操作装置を改良し,実証実験を行なった。本報告では,それ等の結果と超音波除染の実用化により得られる効果について述べる。(1)装置の走行性,操作性は良好である。(2)超音波照射時間と除染係数はほぼ比例し,完浸部では,30秒,吃水部では2分で除染係数は,100に達する。(3)超音波除染装置を,PWR型原子力発電所の燃料取扱プール(キャビティ)除染に実用化した場合,次の効果が期待される。・除染作業の1~3日の短縮・プール壁面除染作業のマンパワーの60~70%削除・作業条件の大幅な改善

概要 (英文)

PREVIOUSLY DEVELOPED REMOTELY OPERATED DECONTAMINATION SYSTEM USING ULTRASONIC WAVES HAS BEEN IMPROVED. AND ON SITEEXPERIMENTS WERE PERFORMED.THIS REPORT DESCRIBES THE RESULTS OF THE EXPERIMENTS AND THE EFFECTS EXPECTED BY PRACTICAL USE. (1) MOVING AND OPERATIONAL PERFORMANCE OF THE SYSTEM IS SATISFACTORY. (2) DECONTAMINATIONFACTOR IS PROPOTIONAL TO THE ULTRASONIC RADIATION TIME,IT REACHES INTO100 WITH 30 SECONDS IN THE COMPLETELY IMMERSED PARTS AND 2 MINUTES NEAR THE WATER LINE. (3)FOLLOWING EFFECTS ARE EXPECTED BY PUTTING THIS SYSTEM INTO PRACTICAL USE FOR THE POOL OF PWR S. (1) SHORTENING THE DECONTAMINATION WORK DURATION BY 1 TO 3 DAYS. (2) SAVING THE MAN POWER BY 60 TO 70% FOR THE POOL WALL DECONTAMINATION WORK. ・IMPROVEMENT OF THE WORKING CONDITON.

報告書年度

1980

発行年月

1981/06/01

報告者

担当氏名所属

岡本 尚武

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部制御研究室

福本 弘

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部制御研究室

吉村 誠一

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部制御研究室

キーワード

和文英文
超音波除染 ULTRASONIC DECONTAMINATION
燃料取扱プール FUEL TRANSFER POOL
PWRキャビティ PWR CAVITY
遠隔操作化 REMOTE OPERATION
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