電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

280036

タイトル(和文)

発電用構造材料のクリープ・疲労損傷─その1.走査型電子顕微鏡と組合せた高温疲労・クリープ試験装置の開発─

タイトル(英文)

CREEP-FATIGUE DAMAGE IN POWER PLANT MATERIALS (1) -DEVELOPMENT OF HIGH-TEMPERATURE CREEP-FATIGUE TESTING EQUIPMENT COMBINED WITH A SCANNING ELECTRON MICROSCOPE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告はクリープ・疲労損傷の微視的観察のため最近開発された他に例を見ない高温疲労・クリープ試験システムについて述べている。この新システムでは,閉ループ電気油圧サーポ・コントロール試験を走査型電子顕微鏡(SEM)と組合せた。その結果,本システムを用いれば,1000℃までのクリープ・疲労試験が5000倍までのSEMによる鮮明な同時観察下においてなされ得る。304ステンレス鋼およびNi基超合金(Astroloy)によるクリープ・疲労試験結果についても本報告の中で示している。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES A UNIQUE HIGH-TEMPERATURE FATIGUE-CREEP TESTING SYSTEM DEVELOPED RECENTLY FOR MICROSCOPIC OBSERVATION OF CREEP-FATIGUE DAMAGE. IN THIS NEW SYSTEM,A CLOSED LOOP, ELECTRO-HYDRAULIC SERVO-CONTROLLED MACHINE WAS COMBINED WITH A SCANNING ELECTRON MICROSCOPE(SEM). CONSEQUENTLY, USING THIS SYSTEM, CREEP-FATIGUE TESTS UP TO 1000C CAN BE CARRIED OUT UNDER IN-SITU SEM CLEAR OBSERVATION UP TO 5000 TIMES. THE RESULTS OF CREEP FATIGUE TESTS ON A TYPE 304 STAINLESS STEEL AND A NI-BASE SUPERALLOY(ASTROLOY)ARE ALSO SHOWN IN THIS REPORT.

報告書年度

1980

発行年月

1981/06/01

報告者

担当氏名所属

新田 明人

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部材料研究室

桑原 和夫

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部材料研究室

北村 隆行

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部材料研究室

キーワード

和文英文
クリープ CREEP
高温疲労 HIGH-TEMPERATURE FATIGUE
走査型電子顕微鏡 SCANNING ELECTRON MICROSCOPE
亀裂の発生・成長 CRACK INITIATION

CRACK PROPAGATION
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