電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

280034

タイトル(和文)

SUS321鋼の高温疲労寿命に占めるき裂伝ぱ期間の評価

タイトル(英文)

EVALUATION OF CRACK PROPAGATION PERIOD IN HIGH TEMPERATURE FATIGUE LIFE OF TYPE 321 STAINLESS STEEL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

火力発電用プラントの信頼性を確保するためには,高温疲労寿命の評価が非常に重要である。そのためには,クリープ・疲労相互作用条件下におけるき裂発生・伝ぱ期間の研究が必要である。そこで,本研究では,試験材としてSUS321ステンレス鋼を用い,650℃で4種類のひずみ波形の疲労試験を行い,フラクトグラフィよりき裂伝ぱ期間を評価した。その結果,高速引張高速圧縮疲労および高速引張低速圧縮疲労のき裂伝ぱ期間Nproは少なくともその疲労寿命Nfの40%を占めている。

概要 (英文)

THE EVALUATION FOR THE ELEVATED TEMPERATURE FATIGUE LIFE HAS GREAT IMPORTANCE FOR SECURING THE RELIABILTY OF THE THERMAL POWER PLANT. FOR THAT PURPOSE, IT IS NECESSARY TO STUDY THE CRACKINITIATION AND PROPAGATION PERIOD UNDER THE CREEP FATIGUE INTERACTION CONDITION. ACCORDINGLY, IN THE STUDY,FATIGUE TESTS ARE PERFORMED FOR FOUR KINDS OF STRAIN WAVEFORMS AT 650 DEGREE(C) USING TYPE 321 STAINLESS STEEL AS THE TEST MATERIAL, AND THE CRACK PROPAGATION PERIOD IS EVALUATED BY ITS FRACTOGRAPHY. CONSEQUENTLY,IT IS FOUND THAT CRACK PROPAGATIONPERIOD OF FAST-TENTION FAST-COMPRESSION FATIGUE AND FAST-TENTION SLOW-COMPRESSION FATIGUE, AT LEAST,40% OF ITS FATIGUE LIFE.

報告書年度

1980

発行年月

1981/04/01

報告者

担当氏名所属

北村 隆行

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部材料研究室

新田 明人

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部材料研究室

桑原 和夫

エネルギー・環境技術研究所発電プラント部材料研究室

キーワード

和文英文
発電プラント POWER PLANT
高温機器 HIGH-TEMPERATURE COMPONENT
高温疲労 HIGH-TEMPERATURE FATIGUE
亀裂伝播寿命 CRACK PROPAGATION LIFE
破面解析 FRACTOGRAPHY
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