電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

280026

タイトル(和文)

大気混合層内の乱流構造とそのモデル化-海陸風と物質拡散の2次元数値モデル-

タイトル(英文)

TWO DIMENSIONAL NUMERICAL MODEL OF THE SEA BREEZE WITH THE DIFFUSION OF MASS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地表における熱収支を考慮した,2次元の海陸風シュミレーションを行なった。得られた気温プロファイルの日変化を,観測したデータと比較したところ,定性的な一致をみた。次に,モデルに拡散方程式を導入し,海岸から内陸に5km,上空200mに物質の放出点を与えて,その濃度変化を調べた。物質濃度は海陸風循環に強く影響される。昼間は内陸の上昇流によって,物質は鉛直上方に輸送される。また,夜間,地表近くの物質濃度は昼間より高い。

概要 (英文)

A SEA BREEZE MODEL WAS NUMERICALY INTEGRATEDBY APPLYING A HEAT BALANCED EQUATION AT THE SURFACE. THE CALCULATED TEMPERATURE PROFILE AGREED WITH THE OBSERVED BALOON-BORNE-SONDE DATA. DIFFUSION OF MASS EMITTED AT THE HEIGHT 200M,5KM INLAND FROM THE SEA SHOREWAS STUDIED BY INTRODUCING MASS DISTRIBUTION EQUATION INTO THIS MODEL.BEING AFFECTED BY THE UNSTABLE CONDITION WITH THE INLAND ASCENDING AIRCURRENT,DAYTIME CONCENTRATION WAS LESS THAN THAT IN THE NIGHT TIME.

報告書年度

1980

発行年月

1981/01/01

報告者

担当氏名所属

小林 博和

エネルギー・環境技術研究所環境大気部気象研究室

千秋 鋭夫

エネルギー・環境技術研究所環境大気部

キーワード

和文英文
海陸風 SEA BREEZE
2次元モデル TWO DIMENSIONAL MODEL
数値シュミレーション NUMERICAL SIMULATION
物質拡散 MASS DIFFUSION
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