電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
279020
タイトル(和文)
NOx高濃度域における無触媒脱硝法
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報告はNOx濃度数1000ppm,水分濃度数10%を含む燃焼排ガスに無触媒脱硝法を適用した場合の脱硝効果を実験的に検討し,以下の結果を得た。(1)初期濃度3000ppm,水分濃度25%までの実験を行い,次の結果が得られた。・ガス温度1050度の場合に脱硝率が最大となった。・初期濃度の増加に伴い脱硝率は増加したが,2000ppm以上ではほぼ一定であった。・脱硝率はモル比が少ないほど水分濃度に影響され,水分濃度が増加するにつれて脱硝率が著しく低下した。(2)NOx濃度を200ppm以下に低減する方法としては,残存NH3濃度を出来るだけ少なくするために,NH3ガスを多段階で注入する方法が適当と考えられる。
概要 (英文)
報告書年度
1979
発行年月
1979/11/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
鈴木 治朗 |
エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室 |
共 |
瀬間 徹 |
エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室 |
共 |
佐藤 幹夫 |
エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室 |
共 |
園田 健 |
* |
共 |
遠藤 一彦 |
エネルギー・環境技術研究所環境化学部大気化学研究室 |
共 |
中山 稔夫 |
エネルギー・環境技術研究所環境化学部大気化学研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
MHD発電 | * |
高濃度NOx | |
無触媒脱硝 | |
NOx低減 | |
NH3多段投入 |