電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

278032

タイトル(和文)

原子炉格納容器スプレイの圧力低減効果(その2)-水滴郡の温度履歴と滴径分布影響-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

PWR用乾式格納容器スプレイの圧力低減効果を評価検討するため,スプレイ水滴群の熱交換性能を検討し,以下の結果を得た。(1)現行のスプレイ条件の熱交換温度効率は満足できるものである。(2)水滴群の温度応答特性を知るには平均水滴径で代表できず,分布を考慮しなければならない。(3)水滴群の落下高さによる応答で評価する必要がある。(4)実機格納容器空間(スプレイ水滴の落下高さ約30m)では現行のスプレイ条件で4トン近くの水滴群が浮遊していることが推算できる。これは全冷却材水量に対し無視できない量であり,格納容器温度応答解析コードで内部エネルギバランスをとる場合,雰囲気(蒸気相),液水相の他に浮遊中の「液相」を別途に扱う必要があろう。

概要 (英文)


報告書年度

1978

発行年月

1979/06/01

報告者

担当氏名所属

浜松 照秀

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

キーワード

和文英文
原子炉格納容器 *
スプレイ水滴郡
熱交換性能
圧力低減
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry