電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

278027

タイトル(和文)

鋼材の延性破壊における空孔の連結特性

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子力プラントの安全性確保にあたり,き裂のような欠陥を生じた耐圧構造物が,破損に対しどの程度の裕度をもつかを推定することが重要である。一般に延性材では,荷重増加に応じて,き裂が安定に伝播する性質がある。この安定なき裂伝播挙動について十分把握する必要がある。本報告では,鋼材の延性破壊における空孔の拡大挙動について観察すると共に,破壊前に引張りくびれ部に生ずる空孔の体積率(f)に対し,破壊歪(εf)の推定を行った。推定値は,実測の結果得られる破壊歪み(εf-Exp)に比し高目の値を与える。次の空孔の連結に関し,隣接空孔間に生ずる局所応力について検討した結果,空孔の連結は,ある配列状態にある時,最も起こり易いこと,従って破壊歪に対し,空孔体積率のみならず,空孔の配列状態が影響を及ぼすこと,などを示した。

概要 (英文)


報告書年度

1978

発行年月

1979/06/01

報告者

担当氏名所属

友田 純夫

キーワード

和文英文
延性破壊 *
体積率
空孔の拡大
破壊歪
並列き裂間の局所応力
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