電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

278025

タイトル(和文)

排煙脱硫装置排水中の窒素化合物(第1報)-亜硝酸イオンと亜硫酸カルシウムとの反応によるN-S化合物の生成-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

NO2とHSO3との反応をOaSO3を用いた反応系でNaNO2とCaSO3濃度,pHおよび温度を変えて実験を行ない,結果をNaHSO3を用いた反応系と比較検討した。NO2とHSO3との反応速度,反応生成物はNaHSO3系では主としてpH,モル比(〔NaHSO3〕/〔NO2〕)に強く影響されたが,CaSO3系では主としてpHに支配された。生成物はどちらの系もヒドロキシルアミンジスルフォン酸塩あるいはスルファミン酸塩類(ニトリロトリスルフォン酸塩,イミドジスルフォン酸塩)であるが,COD成分であるヒドミキシル系N-S化合物の生成する割合はCaSO3系の方が多くなる傾向がある。これはCaSO3が難溶性塩であり,同じ反応条件では溶液中のHSO3濃度がNaHSO3系よりも低くなるためと考えられる。

概要 (英文)


報告書年度

1978

発行年月

1979/07/01

報告者

担当氏名所属

横山 隆寿

エネルギー・環境技術研究所環境化学部水域化学研究室

田中 隆

エネルギー・環境技術研究所環境化学部水域化学研究室

小泉 道夫

エネルギー・環境技術研究所環境化学部水域化学研究室

キーワード

和文英文
湿式排煙脱硫 *
COD
ヒドロキシルアミン類
スルファミン酸類
窒素含有化合物
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