電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
277069
タイトル(和文)
常時待機系機器の最適試験間隔決定手法
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
原子力発電所のECCS系は,常時待機状態にあり,その構成機器に故障,性能の低下が生じても直ちに検出することは困難な場合が多い。そのため,一定期間毎に機能試験を行うことによりシステムを常時高信頼度状態に維持することが必要である。しかしその基本となるシステム構成機器の試験間隔を考慮したシステム信頼度解析手法は現時点でも十分確立されていない。そこで本報告では,従来常時運転系の信頼度解析用として使用されてきたKITT2コードを基に常時待機状態におかれたシステム構成機器に対して試験による休止時間を考慮する試験方式と考慮しない試験方式の試験間隔がシステム信頼度に与える影響を解析し得るように改良したコード,KITT2-TESTを作成し,簡略化したPWR高圧注水系を例としてその機能の検証を行うとともに,数ケースの試験方式を例とし最適試験間隔を決定した解析結果を示す。
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1978/05/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
三村 昌弘 |
エネルギー・環境技術研究所発電プラント部原子炉特性研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
信頼度解析 | * |
最適試験間隔 | |
常時待機系 | |
信頼性 | |
アベイラビリティ |