電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
277054
タイトル(和文)
環境大気中の非メタン炭化水素自動測定器の評価
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
環境大気中に存在する非メタン炭化水素は,窒素酸化物などの一次汚染物質と反応して光化学オキシダントを生成するため,この濃度を常時監視する必要が生じている。監視用計器として市販されている直接方式4機種,差量方式2機種について,低濃度標準ガスを用いて各計器の指示値誤差を検討し,監視用計器としての適性について評価した。1.差量方式と空気キャリアの直接方式の指示値は,既知濃度に対し20~50%の負のカタヨリを示し,機種および炭化水素の種類により異なり,監視用計器として不適当であった。2.測定周期5分で窒素キャリアの直接方式は,C4以上成分に対して10%の負のカタヨリを示した。これは非メタン炭化水素の溶出時間が短いためであった。3.測定周期10分で窒素キャリアの直接方式は,標準ガスおよび大気比較試験において満足すべき結果が
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1978/07/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
熊井 一馬 |
エネルギー・環境技術研究所環境化学部大気化学研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
光化学オキシダント | * |
非メタン炭化水素 | |
自動計測器 | |
性能比較 |