電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

277041

タイトル(和文)

排煙脱硝装置排水中のCOD成分-亜硝酸溶液中におけるジチオン酸の生成-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

排煙脱硫装置吸収液中に微量のジチオン酸が生成され,その排水中のジチオン酸は通常の排水処理方法では分解が困難である。10%亜硫酸塩水溶液中に酸素を含むガスを吹込み,ジチオン酸生成におよぼす種々の因子について検討し,以下の結果を得た。(1)ジチオン酸の生成量はpH4~5において高くなった。(2)ジチオン酸の生成量は,吹込みガス中の酸素濃度の増加および鉄(■)濃度の増加に伴って増加した。(3)ジチオン酸の生成量は,鉄(■)>ニッケル≧(マンガン,マグネシウム,銅,バナジウム)の順に大きかった。(4)反応温度50~70度の範囲では,ジチオン酸イオンの生成量に対する温度の影響はほとんど認められなかった。(5)以上の結果から排煙脱硫装置吸収液にジチオン酸の生成を抑成するためには吸収液に金属イオンの混

概要 (英文)


報告書年度

1977

発行年月

1978/07/01

報告者

担当氏名所属

小泉 道夫

エネルギー・環境技術研究所環境化学部水域化学研究室

乗京 逸夫

北陸電力株式会社

キーワード

和文英文
排煙脱硫装置 *
ジチオン酸
COD成分
金属イオン
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