電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
277038
タイトル(和文)
設備診断におけるモデル比較法の有効性と不規則外乱が診断精度に与える影響に関する研究
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
設備診断技術で,モデル比較法は診断対象設備の外部運転条件が変動する場合に原理的に非常に有効な手段であり,発電プラントの診断においても負荷変動運転時などにその効果が期待される。しかし,診断を目的とした場合,発電所の諸設備には動特性の複雑なものが多数あり,診断システム内のモデルを実機に忠実に模擬することが困難となり,特に早期に診断を行なおうとする場合誤った判定をする恐れがある。そこで,給水加熱器の細管漏洩事故を対象としてとりあげ,観測状態変数の時間変動パターンの間の類似度を定義し,外乱と漏洩の信号エネルギーの大きさ,不正確なモデルに起因するモデル比較偏差パターンのS/N比および真の漏洩パターンとの類似度などの間の関連について,シミュレーション実験により定量的な検討を行なった。また,モデル比較法とは別に,ガバナ・フリー運転によりプラントが不規則外乱を受ける時に,これが診
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1978/07/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
西山 琢也 |
エネルギー・環境技術研究所発電プラント部制御研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
火力発電所 | * |
異常診断 | |
プラント信頼性 | |
運転保守 |