電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
277009
タイトル(和文)
温排水用補助冷却塔の一評価(運転条件と所要規模)
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
特殊な発電所立地条件下の温排水対策である海水冷却塔には,(1)温排水を冷却する補助冷却設備を設けるオープンシステムと,(2)排熱の全てを冷却塔に負荷し,海水を循環して用いるクローズドシステムとがある。前者の補助冷却設備として大容量向きの向流型冷却塔を用いた場合の季節による運転条件,所要規模について検討した。性能特性としては,50t/平方米・hぐらいまでは動揺の傾向をもっていること,同じ水空気比では取水温>湿球温のとき復水器温度上昇が大きいほど大気放熱比が小さくなり逆も成立つことがわかった。通常よりかなり大きい水負荷を与えても大気放熱比0.3は得られる。この程度のものは新型冷却塔によれば冷却塔規模は通常のクローズドシステムに較べていくらか小さいものとなる。一般に夏は大気放熱比が小さくなるが,各季節で運転条件を変えれば塔規模をより小さく設計できる。
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1977/09/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
浜松 照秀 |
エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室 |
共 |
岩田 宇一 |
エネルギー・環境技術研究所機械部電熱流動研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
温排水 | * |
海水冷却塔 | |
補助冷却設備 | |
オープンシステム | |
大気放熱比 |