電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
277005
タイトル(和文)
直流送電用がいしの汚損特性(その9)-塩分組成に対する直流課電の影響-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
武山研究所において+,-250KV,秋田課電暴露実験場において,-280KV,の直流を課電した,がいし付着塩分について,X線回析と化学分析による検討を行った。直流課電の影響は,がいし下面のピン周辺部が主であり,付着塩分の主成分は,正極性課電の場合,CaSo4・2H2Oであり,負極性課電の場合は,NaC1,Na2CO3,Na2SO4,及びCaSO4・2H2Oであった。負極性課電がいしのピン周辺部においては大気中のCO2ガスとイオウ酸化物が関与して次のような化学反応も進行するものと考えられる。2Na++H2O+CO2+2e-→Na2CO3+H2↑Na2CO3+SO3→Na2SO
概要 (英文)
報告書年度
1977
発行年月
1977/09/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
浅川 仲平 |
エネルギー・環境技術研究所環境化学部燃料化学研究室 |
共 |
関 照雄 |
エネルギー・環境技術研究所環境化学部水域化学研究室 |
共 |
下田 修 |
エネルギー・環境技術研究所環境化学部 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
塩害 | * |
直流送電 | |
塩分組成 | |
がいし | |
付着塩分密度 |