電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

277002

タイトル(和文)

原子炉格納容器スプレイの圧力低減効果(その1)予備検討とスプレイ特性

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

PWR用乾式格納容器スプレイの実規模での特性はよくわかっていないため,(1)1650MWt規模のモデルについてスプレイの熱交換温度効率を100%とした場合の圧力低減効果の評価と,(2)水滴径の影響を評価するための水滴径分布特性に関する実験結果をまとめた。(1)格納容器内の表面積は極めて大きいのでLOCA直後の圧力変化は急であるが,コンクリートの温度伝導率の低さなどから表面の温度上昇が急で,その後は早期の圧力降下は期待できなくなる。スプレイが作動すると最高圧力から1kg/平方糎gまでは5~6分で降下する。(2)スプレイノズル(2種)の水滴個数,重量分布はノズル形式のちがいによりカイ二乗分布によく合うものと合いにくいものとに分かれた。実機でのスプレイ条件では,体積-面積平均水滴径は0.7~0.8mmφで,これらの直径の水滴の所要

概要 (英文)


報告書年度

1977

発行年月

1977/08/01

報告者

担当氏名所属

浜松 照秀

エネルギー・環境技術研究所機械部伝熱流動研究室

岩田 宇一

エネルギー・環境技術研究所機械部電熱流動研究室

キーワード

和文英文
格納容器 *
圧力低減
スプレイ
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