電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
276012
タイトル(和文)
放射性固体廃棄物の焼却による減容(その4)-セルロース濾過材の焼却条件の検討-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
放射性固体廃棄物のうち中レベルのフィルタ・スラッジを,第1報で提案した,乾留して分解生成ガスと炭化物に分けて焼却する場合の,分解ガスの燃焼方法と炭化物の焼却条件を検討した。(1)分解ガスは,同ガス中のタール分を凝縮させないように350~550度の熱ガスのまま加熱空気を予混合し,他の火炎中で燃焼させれば不輝炎燃焼となってすすやタールの発生がほとんどない。(2)炭化物は表面燃焼となるのでばいじんはほとんど発生せず,燃焼速度は350~600度の範囲では一定値の約1.2kg/平方米・時間である。一方,焼却残渣である灰分は鉄や銅などの金属分を含んでいて炉壁に熔着することが考えられるので,炭化物の焼却温度は400~600度程度が適当である。
概要 (英文)
報告書年度
1976
発行年月
1977/01/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
小野 哲夫 |
エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室 |
共 |
鈴木 治朗 |
エネルギー・環境技術研究所機械部燃焼研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
フィルタ・スラッジ | * |
焼却減容 | |
乾留 | |
分解生成ガス | |
炭化物 |