電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
275049
タイトル(和文)
煙突利用による風向風速の測定誤差(その1)-風洞実験による検討-
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
地上数100m以下の風速を測量するのに,簡便法として高煙突に風向風速計が取りつけられている。しかし,煙突などの構築物は,風の場を乱しているために必ずしも,自由大気の風速を測定しているとは限らない。そこで,煙突利用による測定にどの程度の誤差が生じるかを,風洞実験によって評価した。模型として,鉄塔支持型単筒形および双筒形である。その結果,鉄塔の対角線の長さをDとしたとき,測定器を鉄塔から1.5D以上離すと,10%以内の誤差で風速を測定できる。また,0.5D以内では,風向は1~2方位(16方位中)ずれることがあり,特に風下側の1D以内では風向不定になる。
概要 (英文)
報告書年度
1975
発行年月
1976/07/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
西宮 昌 |
エネルギー・環境技術研究所環境大気部気象研究室 |
共 |
赤井 幸夫 |
エネルギー・環境技術研究所環境大気部気象研究室 |
共 |
小林 博和 |
エネルギー・環境技術研究所環境大気部気象研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
気象観測 | * |
気象観測法 | |
風 | |
煙突利用 | |
風洞実験 |