電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
275043
タイトル(和文)
重質油ガス化脱硫 ―炭酸カリ溶液による硫化水素,炭酸ガスの高温吸収ならびに吸収液再生の検討―
タイトル(英文)
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報告は高圧ガス吸収実験装置を用いて炭酸カリ溶液による硫化水素,炭酸ガスの吸収ならびに吸収液の再生に関する検討を行なったものであり,得られた結果は以下の通りである。(1)各吸収温度,圧力条件下で得られる吸収塔出口ガス濃度を液組成から求めることができた。(2)吸収液の再生は高い吸収液転換率をもつものほど進行しやすかった。(3)水硫化カリ,重炭酸カリをそれぞれ0.25,0.56mol/Kg-H2O含む吸収液を用いた時,再生効率は100%となった。(4)吸収塔入口ガス中の炭酸ガス濃度を増大させることにより吸収塔出口硫化水素濃度を低下させることができた。
概要 (英文)
報告書年度
1975
発行年月
1976/06/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
高成 昇 |
研究開発本部新エネルギー部 |
共 |
長谷川 好和 |
エネルギー・環境技術研究所環境化学部燃料化学研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
脱硫 | * |
重質油ガス化脱硫 | |
炭酸カリウム法 | |
吸収液 |