電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

185018

タイトル(和文)

塩原UHV直流試験線によるイオン流およびコロナ特性の基礎研究(4)-4×810平方mm双極2回線のラジオ雑音特性-

タイトル(英文)

STUDIES ON CORONA AND FIELD EFFECTS OF SHIOBARA HVDC TEST LINE PART 4 -RADIO INTERFERENCE OF 4X3.84CM IN BIPOLAR DOUBLE CIRCUIT CONFIGURATION-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

塩原UHV直流試験設備を用いたラジオ雑音特性に関する長期および短期実験結果から双極2回線装柱直流送電線の極配列,電線配置がラジオ雑音レベルに及ぼす影響を相対的に検討した。その結果,下線が正極,上線が負極になる極配列のラジオ雑音レベルが他の極配列の時よりも一番小さくなること,垂直極間距離,電線地上高を大きくすると雑音レベルは小さくなるが,水平極間距離を大きくすると雑音レベルも大きくなった。このような極配列,電線配置の影響に関する実験係数を用いて計算された,±500kV級4×810平方mm電線に対するラジオ雑音レベル計算値は,塩原UHV直流試験線を用いた長期測定結果の値に対して±3dBの範囲内にあることを確認した。

概要 (英文)

IT IS INVESTIGATED THAT POLE ARRANGEMENT ANDCONDUCTOR CONFIGURATION OF BIPOLAR DOUBLE CIRCUIT HVDC POWER TRANSMISSION LINES HAVE INFLUENCE UPON R1 LEVELS USING THE SHIOBARA UHV TEST LINE WHICH IS ABLE TO BE OPTIONALLY SELECTED THE CONDUCTOR CONFIGURATION BY LARGE WINTCH SYSTEM. AS RESULTS, R1 LEVELS ARE LOWER PHASE = POSITIVE, UPPER PHASE = NEGATIVE IS THE LOWEST. AND R1 LEVELS DECREASES AS CONDUCTOR HEIGHT OR VERTICAL DISTANCE BETWEEN CONDUCTORS INCREASES, BUT INCREASES AS HORIZONTAL DISTANCE INCREASES. NEW CALCULATED R1 LEVELS WHICHARE CONSIDERED THE INFLUENCES OF POLE ARRANGEMENT AND CONDUCTOR CONFIGURATION, AGREE IN -3-+3 DB WITH THE RESULTS OF LONGTERM TEST BY THE SHIOBARA UHV TEST LINE.

報告書年度

1985

発行年月

1985/12/01

報告者

担当氏名所属

廿楽 忠典

企画部管理課

笹野 隆生

電力研究所送変電部電気環境研究室

キーワード

和文英文
ラジオ雑音 RADIO INTERFERENCE
UHV UHV
直流送電線 DC TRANSMISSION LINE
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