電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

184034

タイトル(和文)

周波数変動時の火力プラント出力応動特性

タイトル(英文)

OUTPUT DYNAMICS OF THERMAL POWER PLANT BY FREQUENCY CHANGE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力系統の周波数変動解析ならびに事故波及防止制御のために,火力プラントのボイラーやその制御系を含めた1分間程度までを解析できる火力プラントモデルを開発した。開発したモデルは,火力プラントの代表的なプラント制御方式である,APC(AutomaticPlantControl)方式とDEB(DirectEnergyBalance)方式,ならびにドラムボイラー(ボイラー追従方式)のモデルである。これらのモデルを用いて,周波数変動時の火力プラント出力応動や,電源脱落時の周波数応動について従来手法との差異を明らかとした。

概要 (英文)

THE THERMAL POWER PLANT MODELS WITH THEBOILER AND ITS CONTROL SYSTEM HAVE BEENDEVELOPED FOR POWER SYSTEM FREQUENCY ANALYSIS AND EMERGENCY CONTROL. THE AVAILABLE TIME REGION OF THE MODELSIS ABOUT 1MINUTE. THE DEVELOPED MODELS ARE THE MODELS OF APC(AUTOMATICPOWER CONTROL)SYSTEM,DEB(DIRECT ENERGY BALANCE)SYSTEM AND DRUM TYPE BOILER(BOILER FOLLOWING SYSTEM)WHICH ARE THE REPRESENTATIVE CONTROL SYSTEM OF THE THERMAL POWER PLANT. USING THESE MODELS,THE OUTPUT CHARACTERISTICS BY FREQUENCY CHANGE AND FREQUENCYCHANGE BY GENERATION DROP HAVE BEEN EXAMINED AND COMPARED WITH THOSE OF THE PREVIOUS MODELS.

報告書年度

1984

発行年月

1985/04/01

報告者

担当氏名所属

谷口 治人

電力研究所システム部系統制御研究室

植田 清隆

電力研究所システム部系統制御研究室

キーワード

和文英文
火力プラント THERMAL PLANT
周波数変動 FREQUENCY CHANGE
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