電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

184023

タイトル(和文)

交流送電線のコロナハム音(1)─発生量予測のための基礎的検討─

タイトル(英文)

HUM NOISE FROM AC TRANSMISSION LINES (1) -ELEMENTAL STUDY ON PREDICTION METHOD OF 100 HZ HUM NOISE GENERATION-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

コロナハム音レベルの予測法の開発に資するために,コロナケージにより単導体を用いて小規模な実験を行い,その発生量に関して基礎的な検討を行った。主な結果を以下に示す。(1)コロナハム音の発生量(出力音圧レベル)は,最大導体表面電位の傾きから電線に水滴が付着した場合の表面係数とコロナ臨界電位の傾きとの積を差引いたものの対数,降雨強度の対数,および素導体外径の対数とそれぞれ一次式の関係にあることを見出した。(2)コロナハム音の発生量とコロナ損の対数とは一次式の関係にあることを確認した。(3)UHVコロナケージにおいて得られたコロナハム音の発生量とコロナ損の関係をUHV赤城試験線における測定結果に適用したところ,試験線においてもこの関係が成立することがわかった。

概要 (英文)

AS A STEP OF DEVELOPING THE PREDICTION METHOD FOR 100 HZ HUM NOISE FROM UHV AC TRANSMISSION LINES, ELEMENTARY EXPERIMENT USING CORONA CAGES WERE MADE. MAIN RESULTS ARE: (1)GENERATED SPL FOR 100 HZ HUM NOISE WAS PROPORTIONAL TO LOG OF RAIN RATE, CONDUCTOR DIAMETER, AND MAXIMUM SURFACE GRADIENT MINUS SURFACE COEFFICIENT TIMES PEEK S CRITICAL GRADIENT. (2)GENERATED SPL FOR 100 HZ HUM NOISE WAS PROPORTIONAL TO LOG OF CORONA LOSS. (3)IT WAS SHOWN THAT RELATIONSHIP BETWEEN 100 HZ HUM NOISE AND CORONA LOSS GENERATED IN UHV CORONA CAGE WAS THE SAME WITH THAT IN AKAGI 1000 KV TEST LINACE CONDITION.

報告書年度

1984

発行年月

1984/09/01

報告者

担当氏名所属

田辺 一夫

電力研究所送変電部電気環境研究室

キーワード

和文英文
交流送電 HUM NOISE
コロナハム音 AC TRANSNISSION LINE
発生量 PREDICTION METHOD
予測法
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry